かもめプロペラ、サイドスラスタ累計生産5,000台達成

かもめプロペラ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:板澤 一樹、以下「かもめプロペラ」)は2026年6月、船舶用横方向推進装置「かもめサイドスラスタ」の累計生産台数が5,000台に到達し、納入先となる造船所に納入されました。

5000号機は、小池造船海運株式会社様で建造される日本最大級の自走式ガット船(4000 G/T、7000 D/W)に搭載される予定で、この船の船主となる御前崎海運株式会社 代表取締役 小池 裕治 様にご臨席いただき、完成に先だって2026年5月26日に記念式典を本社工場で行いました。

「かもめサイドスラスタ」は、狭い港内での航行・方向転換・離着桟、定点保持などに用いられる横方向推進装置であり、漁船、タンカー、官公庁船、RORO船、フェリー、オフショア作業船など、幅広い船種に採用されています。かもめプロペラでは、国内におけるサイドスラスタ普及初期より製品開発・販売を進めており、現在は固定ピッチ式「TFAシリーズ」および可変ピッチ式「TCBシリーズ」をラインアップしています。

かもめプロペラは、1966年に固定ピッチ式サイドスラスタを漁船向けに初めて搭載しました。その後、1974年には可変ピッチ式サイドスラスタ「TC型」を開発し、製品ラインアップの拡充と性能向上を進めてきました。

1985年には、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)の調査船「かいよう」に採用され、国産初の自動船位保持装置(Dynamic Positioning System:DPS)への対応を実現しました。可変ピッチプロペラとの協調制御技術により、海洋調査・海洋開発分野や各種作業船においても高い評価を得ています。

2004年には新型可変ピッチ式サイドスラスタ「TCB型」の販売を開始し、2018年には船舶の大型化に対応したシリーズ最大モデル「TCB-270」を納入し、このたび2026年に累計生産5,000台を達成しました。

TFAシリーズおよびTCBシリーズは、エンジン、電動モータ、油圧モータなど、多様な駆動方式に対応しています。また、厚板ダクトや新翼型の開発による低騒音・低振動化、優れた剛性・耐久性による保守のしやすさを特徴としており、さまざまな運航環境において高い信頼性を発揮しています。

かもめプロペラでは、「かもめサイドスラスタ」と「かもめ可変ピッチプロペラ」、「かもめK-7ラダー(フラップ舵)」、「ゲートラダー®システム(クラビングモード)」等を組み合わせることで、船舶の操船性能向上に貢献してきました。また、これらを統合制御し、ジョイスティック操作により、船体を任意の方向へ移動・旋回させる操船システムの構築にも対応しています。

かもめプロペラは、信頼性が高く、優れた省エネルギー性能を有する製品の開発・販売を通じて、船舶の安全運航および環境負荷低減に貢献してまいります。

記念式典写真 
(向かって左 御前崎海運株式会社 代表取締役 小池 裕治 様
向かって右 かもめプロペラ株式会社 代表取締役社長 板澤 一樹)
5000号機 TCB-135DHN型 7500DWT内航貨物船向け
1966年 TF型
現行TCB型
現行TFA型
ゲートラダー®システムとの組み合わせによるその場回頭

プレスリリース:ダウンロード

御前崎海運株式会社 様 WEBサイト http://omaezaki-kaiun.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

かもめプロペラ株式会社
国内営業部  (担当:細川・荒井)
TEL : 045-811-2461
E-mail : info@kamome-propeller.co.jp

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